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COVID-19パンデミックの言語発達への影響

2022.07.22
  • 最新の知識

COVIDー19パンデミックが言語発達に影響があるのか?ということについてです。

ご存じかもしれませんが、先日、NHKで放送されました。
ディオーニ博士が「パンデミック以降に生まれた子どもが大半を占める2021年の調査では、
幼児の言語機能は、基準値である100を大きく下回る「60」だったという報告をしています。
「「コロナ禍でマスクが義務づけられたり外出が制限されたりするなどの複合的な要因によって、
コミュニケーションの機会が減ったこと」にあると博士は述べている」と番組では放送されました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220609/k10013660631000.html

この論文はイギリスなどでも大きく報じられているもののようです。
ただ、東北大学の細田先生も言及されているのですが、
研究結果を注意深く見なくてはいけない点があります。
https://president.jp/articles/-/49425?page=3


この記事の最後には関係しそうな英語の論文が載っています。
あとは、アメリカのスピーチセラピストへの取材で、
パンデミック以前とパンデミック以降を比べると、スピーチセラピークリックでの、
乳幼児の受診者数が364%も増加したとのこと。
「リサーチはこれからだが、口元を見ることが出来ない状況が、
大いに関係していると感じている」とスピーチセラピストが話しています。
この記事もアメリカ国内外で多く引用されています。
感覚的な話でこのレポート自体も、データーとしては心許ないと思います。
https://www.wpbf.com/article/palm-beach-covid-therapist-speech-delays/38189805

これからまた、レポートが充実してくるかもしれませんが、

現在はこのような状況です。

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