施設の紹介

児童発達支援事業について

児童福祉法に基づく児童発達支援事業は、障害の有無に関わらず、発達が気になるお子さまの今と将来に向かって必要な力の育ちへの支援=療育を目的に行われております。なお、国と自治体からの給付により、ご利用料のうち1割負担でご利用が可能です。
「施設利用までの流れ 費用」

就学前の時期

就学前の時期は、身の回りの自立、運動、社会性、コミュニケーション、言語など様々な事を学ぶ大切な時期です。特に発達のゆっくりさや凸凹が見られるお子さまの場合、本人の学び方や興味や自発性を大切に、その子の個性を中心に据えた対応を行う事で、伸び伸びとしたお子様の育ちを支えることが出来ます。

対象となるお子様の姿(対象1歳~6歳)

ことばが遅い、指さしをしない、視線が合いにくい、名前を呼んでも振り向かない、音や暗いところなどを異常に怖がる、肌に触れられることを好まない、困ったときに助けを求めない、言うことを聞かない、やり取りが一方通行、かんしゃくを起こす、生活習慣が身に付かない、落ち着かなくて危険、ひとり遊びを好む、なかなか歩かない、不器用、激しい偏食、人見知りや場所見知りが激しい、視線が合わない、暴力をふるう、ものを投げる、生活リズムが乱れている・・このような姿がお子様に見られ、少しでも心配な際はまずご連絡ください。

私達は目指します!

子どもの発達・発達障害に関する医学的な専門知識を保有する国家資格者(作業療法士・言語聴覚士)、芸術的な側面から子ども達の成長を支援するスタッフ(音楽療法士・芸術療法士)、その他、ベテラン保育士や幼稚園教諭がお子さんをお待ちしております。医療的・教育的知見を統合した、いわゆる療育を行っております。

○「自分らしさ」を大切する心や自信を育み、意欲的な生活を!
○ 安心して、楽しみながら、生活しコミュニケーションが出来るように!
○ 身の回りの自立を含め、お子様の生きる力を獲得できるように!
○ 運動や遊びを通して、日常で楽しめることを沢山増やすことが出来るように!
○ お友達から学ぶ、楽しむ経験を通して、お子様が仲良くできるような活動を!
○ 学ぶ事が楽しくなるように。

発達特徴×環境や経験で、お子様の発達は大きく変わっていくものです。良い環境と良い経験を沢山させてあげることが大変重要なのです。
そして、保護者の方が安心してお子様を育てることが出来るようなサポートを得ることが、幼児期にはとても重要です。
お子様もご家族もイキイキ、ワクワクしながら過ごすことが出来ることを目標にしております。

発達的特徴
×
楽しい体験や経験
+
理解に基づく穏やかな環境

ワクワク!!

プログラム内容(私たちが責任を持ってプログラムを作成させてただきます。)

週に1~2回を基本に、一日1プログラムを行います。
営業:火曜日から土曜日、祝日営業。
開所時間 :8:30~17:00
(うち、プログラム実施は 8:30~16:30)

① 個別プログラム(1回45分)

発達検査、感覚プロファイル、適応プロファイル、言語評価各種、粗大運動、微細運動を含む作業療法領域評価各種(体、手先の運動の評価)などの活用。個別のプログラムの作成、個別支援プログラムの作成を行い、個別のレッスンを行います

② 集団プログラム(1回60分)

個別の興味を中心に置いたオリジナルプログラムを作成し、友達と楽しむ、協力する事を学びます。順番の理解、ソーシャルスキル、感情のコントロールなどを学びます。

③ 特別プログラム(1回45~60分)

○音楽療法士によるセッション
○芸術療法士によるセッション
○アロマ、リラックスセラピーセッション
○ベビーマッサージなど
子どもも保護者もリラックス方法を学んでいただきます。

タイムスケジュール

時間割(平均的な平日)
1: 8:30~ 9:15
2: 9:25~ 10:10
3: 10:20~ 11:05
4: 11:15~ 12:00
5: 13:00~ 13:45
6: 13:55~ 14:40
7: 14:50~ 15:35
8: 15:45~ 16:30

プログラム例

●言葉の遅れの場合(有意味語がなく、保護者も関わり方がわからない。)

個別プログラム(45分)×週2回 +ご家庭での実践ポイントの伝達

コミュニケーションの楽しさをスタッフと積み重ねる。関わりのポイントを保護者の皆様と共有しましょう。
+
楽しむことが出来る遊びを発見し、生き生きと遊べる場面を作る事が出来るようにしましょう!

●言葉の遅れの場合(有意味語あり、保護者も安定。友達との関わりが心配)

個別プログラム(45分)×週1回+集団プログラム(60分)+ご家庭での実践ポイントの伝達

遊びの中で、様々な事柄を言葉を含む様々な形で表現する楽しさを積み重ねましょう
+
小さい集団で友達と協力する、楽しむ、仲良くする経験をしましょう。

●人との関わりが得意ではない。(有意味語あり、保護者も安定。友達との関わりが心配)

個別プログラム(45分)×週2回+ご家庭での実践ポイントの伝達

興味を持つ遊びを見つけ、相互的に関わる事が出来る経験を積みましょう。
+
活動の中で、まねしたり、まねされいたりすることを楽しむことが出来るようにしましょう!

●切り替えの悪さ+かんしゃく(保護者が対応にお困り)

個別プログラム(45分)×(週1回)+集団プログラム(60分)×(週1回)+ご家庭での実践ポイントの伝達

切り替えの悪い理由を分析し、お子様も保護者も楽しく生活できる方法を検討。
感情のコントロールの方法を学ましょう!
+
集中力に合わせて、お友達とゲームや活動を楽しく行う経験を積み重ねましょう!

●体の使い方が苦手+自信がない。(保護者が対応にお困り)

個別プログラム(45分)×(週2回)+ご家庭での実践ポイントの伝達

身体の使い方についての評価を行い、興味に応じた遊びを通して、体を使う喜びを感じることが出来る経験をしましょう!
+
活動の選択や遊びの中でスムーズに意思表示が出来るようにしましょう!

●動きが激しい+いう事をきいてくれない。(保護者が対応にお困り)

個別プログラム(45分)×(週2回)+ご家庭での実践ポイントの伝達

動きの激しさの原因を探り、遊びを通して、行動調節が出来る経験をしましょう。
+
ゲームの中で、聞く経験、協力する経験を通し、日常生活でのやり取りが上手くいくようにしましょう。

●日常生活動作が苦手+片づけが出来ない。(保護者が対応にお困り)

個別プログラム(45分)×(週2回)+ご家庭での実践ポイントの伝達

日常生活動作が上手くできない理由を探り、活動の中で上手くいくための方法を探りましょう。
+
セッション内での片づけなどを意識的に行い、上手くいく方法を考えましょう!

●ボール遊びが出来ない+物を探すことが苦手。(保護者が対応にお困り)

個別プログラム(45分)×(週2回)+ご家庭での実践ポイントの伝達

体の使い方についての評価や目の使い方の評価をして、遊びの中で楽しみながら体の使い方や目の使い方を学びましょう。
+
遊びの中で目を使う遊びを多く取り入れ、楽しみながら、目を使う経験を多く積みましょう。

●ひらがなや数字に興味を持てない。

個別プログラム(45分)×(週2回)+ご家庭での実践ポイントの伝達

学習基礎能力の有無を評価しましょう!
+
遊びに学習的要素を入れて、楽しみながら学びましょう

より楽しく生活できるために!を目標にして、お子様には思う存分楽しい時間を過ごしていただきます。ご家族も、楽しい時間をお過ごしいただくとともに、お子様の行動の理解の仕方や家庭での過ごし方、保育園や家庭でのお悩みを含めて、お子さんの健やかな成長とご家族が楽しく生活するためのご提案を精一杯致します。

↑